二週続けて雨の週末。
久しぶりの松本での用事のついでに、以前から行きたいと思っていた、鈴木鎮一記念館を訪問しました。何で、高校で松本に通っていた時に知らなかったのだろうと、ずっと謎だったのですが、平成8年の開館と聞いて納得。

鈴木鎮一は、才能教育で有名なスズキメソードの創設者。その父である鈴木政吉氏が優秀なバイオリン製作者であったこと、アインシュタインとの交流、同じ時期にベルリン留学していたメンバーの錚々たることなどを知りました、斎藤秀雄、近衞秀麿など。桐朋音大の斎藤秀雄、片や幼児音楽教育に力を入れた鈴木鎮一、二人のそれぞれの力がなかったら、これだけ優秀な弦楽奏者を多数輩出する日本音楽教育はなかっただろうと、その功績の大きさを感じました。またゆっくりと訪れたい場所です。

資料館以外にも、執務室など、きれいに保存させていました。