穂高区の地元氏神様である厄神様を祀る厄神祭は、通称、子どもまつりとも称され、子ども船(穂高神社例大祭時に奉納される大人船より小ぶりながら、全長約8m、高さ約4mほど)の地区内曳行を行い、五穀豊穣や家内安全、無病息災を祈ります。
子どもまつり向けの、今年の御船人形の場面は、屁っこき和尚。蔵で寝ていたところ、侵入してきた泥棒を屁て撃退したという、ちょっとファンタジーな場面。
他地区の御船人形場面では、鎧兜の戦いのシーンが多く勇ましさを全面に出したものが多いが、穂高区の御船人形はいつも平和を願っている。