小林農園の日々

陳情審査について

12月議会に提出され、7項目ある陳情項目を精査研究するため継続審査となった陳情「一票の重み=命「生かされない票」を選挙に反映するには」。1月26日(水)に総務環境委員会協議会を開き、総務部長、選挙管理委員会事務局の職員の方に説明頂き、確認しました。

既に市として取り組んでいるもの、国の法整備が必要なもの、電子投票に関しては機械トラブルにより実施撤退している等、質疑も交え、項目ごとにしっかり確認することができました。

市民の方からの陳情は、市政をより良くするための貴重なもので、議会としては寄り添った対応する方向で審査しています。

さて安曇野市議会では、請願(紹介議員が必要)と陳情の取り扱いを同様にし、一括採択方式にしています。しかし、一括採択方式では、陳情項目が複数あるときに1つでも不採択事項があると他の項目がすべて採択できる場合でも、陳情としては不採択となってしまいます。そうすると、せっかく市民の方から寄せられた願意が無効になる恐れがあります。(実際は有効な部分を市に働きかけていくことが多いです)この取り扱いと採択方式については前期の4年間にも度々検討されましたが、この2点が混同され議論が行きつ戻りつして進まず、結局現行のままとなっています。

今回の議会の体制でも、平林議長が議会運営委員会に諮問をしています。議論を整理して進めるべく、私としては市民の方の願意を生かせるように一部採択(趣旨採択、指定した部分の採択)方式を可能にしたいと考えております。

また、議会への陳情をお考えのときは、私にお気軽にご相談ください。陳情の流れや願意に沿った陳情作成のためにサポートさせて頂けると思います。