小林農園の日々

福祉教育委員会 勉強会

1月27日(水)、福祉教育委員会の勉強会を行いました。

テーマは、
•GIGAスクールに関して
•季節性インフルエンザワクチン小児予防接種に関して
の2点です。

〈GIGAスクールに関して〉
端末調達受託企業である「キッセイコムテック株式会社」の方に教えて頂き、実際に機器を操作して研修を行いました。

安曇野市では、アメリカの教育分野のシェア70%で日本でのGIGAスクールでシェア60%になる見込みのChromebookを導入します。セキュリティの高さに定評があり、クラウド上の容量が無制限で使えるのが他社に比べ有利な点だそうです。
小4〜中3の生徒の分で、5014台が3/26に納品予定ですが、そのうち214台が先生方の研修のため12月に前倒しで納品されています。

導入スケジュールは、以下になります。

•2月、3月に先生方へ導入研修
•3/5までに、市内全17小中学校への高速ネットワークの工事完了
•3月末の年度末までに、ICT教育推進委員会(8人の先生で構成)において運用ルールを定める
•研究指定校を3校定め、各校でプロジェクトチームを組織する

Chromebookの操作は初めてでしたが、とても使い易く感じました。最もよく使う「classroom」というアプリケーションも体験しました。先生からの通知•課題の配布、オンラインでのアンケートや小テストがペーパーレスでやりとりでき、回答、集計、採点がオンラインで完結します。紙のやりとりに比べ、先生の手間は70%減とのこと。先生から一人一人の生徒へのフィードバックやアドバイスもでき、これはスゴイ!と感じました。ワクワク楽しく操作できたので、子どもたちもすぐに慣れて楽しく学習に取り組めるのではないかと思います。

ICT教育推進委員会では、電子黒板と組み合わせた使い方も研究するとのことです。いつでも機能が確認できる先生向けの研修動画集も充実のようです。

〈季節性インフルエンザワクチン小児予防接種に関して〉12月議会で継続審査になった陳情の審査のため、保険医療部長、健康推進課長にお願いし、勉強会を行いました。

陳情は、13歳未満の子どもへのインフルエンザワクチン接種に対して市の補助を求めるものです。ワクチン接触の意義は重症化を防ぐことにあり、高齢者では死亡を80%減少できますが、一方で小児では効果は低く、発症予防としては20〜60%とのことです。任意接種で対象は希望者のみですが、予算規模は数千万円になります。厳しい財政状況の中で、どの程度の補助するのが適当なのか、難しい判断です。また県内19市の動向も確認しました。

一つ一つ確実に勉強して、議論を積み重ねていきたいと思います。