小林農園の日々

12月23日市民タイムス安曇野版一面記事について

市民タイムス安曇野版の一面記事に、 来年10月の市議選出馬意向についてのアンケート結果が掲載されました。
今日は会う方会う方にこの記事について聞かれました。

アンケートの選択肢は「出馬」「出馬しない」「未定」の三択のみで、私は「未定」と答えました。
その理由は、「アンケートを行う趣旨は何か」、「10カ月先の市議選についてこのタイミングでなぜ聞くのか」、「このアンケート結果がどう使われるのか」、こうしたことをアンケート前に記者に尋ねるも明確な回答を得ることができず、自分の気持ちを伝えられないと思ったからです。

私は引き続き市政に関わらせて頂きたいと思います。前回選挙の際には、市民の声を行政運営に反映させたい願い、議員に手を挙げ、多くの力強い後押しを頂きました。
3年が経過して感じることは、市民の方から寄せられた声を届け課題が解決しても、また次の潜在的な課題が浮かび上がる連鎖があり、市政は問題課題が山積であるということです。幾つかの課題が解決したからといって、市民生活が劇的によくなったり、住みやすくなったり、将来に希望が持てる状態になったかというと、NO、と感じます。安曇野市を、住みやすかったり、将来に希望が持てる地域にするためには、もっと根っこにある構造的なものや、行政、議会や市民の皆様など関わる人々の考え方が変わっていくことも必要です。そのため、市民の皆様から意見をお寄せ頂くことは勿論ですが、 議会や行政の関係者の賛同を得ながら進めることは欠かせません。提言の実現性を高めるため、議会内にて会派を組み、議員同士がきちんと情報・意見交換し、連携して課題解決を進めることも是と考えています。問題・課題に目をつぶることは勿論いけませんが、議会という意思決定の場にいながら「問題だ」と声高に叫んでいるだけでは解決に至りません。『問題は解決するもの』。そのためにどう行動するのか、どんな結果に導くのか、とても大切だと思っています。 時間もかかりますが、真摯に取り組んでいるつもりです。

次回の選挙に向けての思いとしては、「若い世代の方、子育て中の方、女性の方々に立候補してほしい」ということ。従来、議員になるには地域推薦や政党推薦などが基本だったかもしれませんが、地域をよくしていきたい、という考えや熱意のある人に議員になってもらうべきだと思います。安曇野市の議員の平均年齢は、全国の市議会議員の平均年齢より6歳ほど上回っており、かなり高め、と感じます。4回、5回と多選の議員も、若手に道を譲り、若い世代を育てていくべきではないかと、私見ながら感じます。
また、年配者の中には「安曇野を変えたい」と言いながら、がんばっている若手や女性を理解せず、抑圧したり、受け入れない場面も多く見受けます。
次回の選挙では勇気をふりしぼって立候補した若手や女性候補を応援してほしいと思いますし、市民の実像にあった政策を決定していく上でも、次回の選挙では、ぜひ新しい考え方を取り入れていくのがふさわしいと考えます。

引き続き、市政向上に真摯に取り組む所存です。

さらなるご支援ご指導のほどよろしくお願いいたします。