小林農園の日々

国女振の海外研修報告会に参加 2020.2.9

【海外研修報告会〜バルト三国】
国際女性教育振興会長野県支部の海外研修報告会に参加しました。

昨年11月にバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)を視察した内容。マスコミでも殆ど報道されない教育や女性活躍に関する得難い情報が満載でした。

それぞれの国で歴史背景、言語等違いますが、
共通しているのは、
少人数で個々を大切にする教育。

考える力をつけることが重視され、
子どもへは、温かく急がず待つ、という姿勢。
学校も先生も温かでオープン、
子どもたちは自由にディスカッション、

とのことでした。

日本の教育は何を目指すのか、日本は教育にもっと投資すべきではないか、と考えさせられました。

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以下は備忘として。

〜ラトビア〜
・国会議員100名のうち女性は31名。驚くのは、国会議員に1461名が立候補。議員のなり手不足とは程遠い。
・アートな環境の学校。本物に触れることを重視。楽しい雰囲気。

〜リトアニア〜
・「男女平等って何のこと?家事も育児も大変な人がいたらお互いに助けるのは当たり前のこと。」自分は何が出来るか?の意識が高い。

〜エストニア〜
・電力の91%を自給。オイルシェールで発電。
・50歳の女性大統領(46歳で就任)。
・国際学習到達度調査(PISA)で上位(科学的応用力4位、読解力5位、数学的応用力8位)。
・16歳から投票権あり。2005年からインターネット投票を導入。
・少資源、弱い国力をカバーするため、人材育成、産業育成に力を入れる電子国家。
・幼稚園で5ヶ国語をネイティブの先生から学び、日常会話をマスターする。
・子どもたちは勉強や就労で海外に出ていくが、結婚したら子育てし易い自国に戻ってくる。