小林農園の日々

長野県地方自治政策課題研修会

1月22日、県庁にて開催された、長野県地方自治政策課題研修会に参加しました。

テーマは、以下の2部構成でした。

1.地方議会議員のなり手不足問題について
講師 三浦正士氏(長野県立大学グローバルマネジメント学部助教)

2.AI・IoTがもたらす未来の社会
講師 及川洋光氏(富士通株式会社 シニアエバンジェリスト)

議員のなり手不足問題について、昨年の統一地方選挙で無投票当選が過去最高であったことは記憶に新しいところです。講演では、なり手不足には複合的な要因がある、として、要因を挙げ論点を整理しつつ、対策を考える機会となりました。

長野県立大学の学生による研究発表もありました。議員になれない理由&ならない理由、の2つのアプローチから、なり手不足への対応策を考えるもので、女性議員を増やすために育児休暇や休業制度を取り入れたり、政党や地域が性別に関わらずに能力のある人に立候補を要請する、等大学生のアイディアが発表されました。

第2部ではデジタルトランスフォーメーション最前線の体験。
デジタル・ツイン技術による、スマート・ダムの例、デジタル・プレイス技術で部品の細部を見る、マジック・ドアで行きたいところに行く、AI画像認識など、次から次に現れる近未来の体験に、目からウロコの連続でした!

帰宅してさっそく、講師の先生が教えてくださったGoogleのARを使ってみました。皇帝ペンギン、大きいですね😆

これからの時代は、アイデアや発想がいかに大事かを体験することができました。世界競争力ランキングにおいて、日本は大きく立ち遅れているとのことです。地方が先進的な取り組みをして、水平展開をし日本全体に波及させることで社会を変えていく、そんな動きができればと思いました。