小林農園の日々

味噌仕込み

3月14日〜16日、今年の味噌を仕込みました。

はじめは自家生産のはぜ掛け米から麹を作る作業です。
前日に米を洗い、吸水させたのち、水を切って3時間おいたものを蒸し器に入れて固めに蒸します。蒸しあがったら台に広げて手で触れるくらいの温度まで冷まします。麹菌をまぶして、米を布にゴシゴシとこすりつけてキズをつけながら麹菌が満遍なくつくように混ぜていきます。発酵器に入れて翌日まで待ちます。

他には、大豆を洗って吸水させて1日目の作業は終わりです。

2日目は大豆を茹でて潰す作業をしました。大きな釜に大豆を入れて圧力をかけて茹でました。

茹でた大豆はアツアツのうちに容器にあけます。茹でた大豆からふわ〜っといい匂いがあがります!

大豆をミンサーで潰します。

発酵器から米を出して切り返しの作業です。朝と夕方の2回行いました。

さらさらと、こんな感じ。麹菌が醸されて白くなってきました。

3日目。麹ができました!良い出来で気持ちも上がります。

麹のかたまりを手でほぐしていきます。さらさらして気持ちいい!手もすべすべになりました(^^)

大豆と麹と塩を撹拌器に入れて混ぜます。

各々持ってきた容器に味噌を仕込んでいきます。ぎゅうぎゅうと空気を入れないようにねー、と会話も弾みます。

容器はアルコール消毒をして。詰め終わったらラップフィルムをピッチリ張って蓋をします。

味噌が容器についているとカビの原因になるため、容器の周りも拭いて消毒します。蓋をして新聞紙をかぶせて周りをゆるくひもで縛れば仕込み完了。

このまま自宅に持ち帰って半年ほど置くと食べられるようになります。3ヶ月は陽の当たらない温かな場所において、夏場は涼しい場所に移動。7月末頃に開けて天地返しをします。さらに1〜2ヶ月待てば美味しいお味噌の出来上がりです。いやー今から楽しみです♫!!

今回は1日目13人、2日目9人、3日目20人が参加しました。わいわいと賑やかに、しかし皆さんテキパキと機敏な行動で、作業はすいすいとはかどりました。参加した皆さま、本当にお疲れさまでした(^^)