2018安曇野検定
安曇野検定。1月28日。
安曇野市のことを広く深く知ろう、という趣旨で、教育委員会が主催する検定試験というのがあります。毎年テーマは異なり、半年くらいかけて準備講座というのもあるようです。
試験申込締切間際に気付いて慌てて申し込み、準備講座の資料だけは頂いて、目を通して準備しました。
いよいよ試験当日。このようにして試験会場で試験するのは何年振りかなと、思う間も無く、50問の問題用紙が配られ始まりました。四択問題。7割が合格だそうです。
今年は、地域の偉人、文化人ということで、以下の先人が課題でした。
飯沼正明…戦前日本航空界の英雄(戦前に国産飛行機で日本〜パリを当時の世界最短時間での飛行を成功)。
藤森寿平(桂谷)…明治初期に長野県下での国会開設運動を導き、松沢求策等を指導。
多田加助…江戸時代五代将軍徳川綱吉の頃、貞享3年に起こった農民一揆、貞享騒動を先導。(騒動後に首謀者他28人が捕縛、処刑)
小川大系…明治生まれの彫刻家で、戦前は、日展作家、文展無鑑査、として活躍。戦後は穂高に留まり大作を発表、穂高駅前の彫刻「登頂」制作。
高橋節郎…大正生まれの漆芸術家で、東京藝術大学教授、現代工芸美術家協会理事長などで活躍。
臼井吉見…筑摩書房創立(昭和15年)メンバーで、雑誌「展望」編集長、文芸評論「近代文学論」執筆・刊行など活躍、晩年には大河小説「安曇野」執筆・刊行(第10回谷崎潤一郎賞受賞)。
熊井啓…映画監督。「帝銀事件死刑囚」「日本列島」「黒部の太陽」「天平の甍」「海と毒薬」「海は見ていた」など、代表作多数。
いずれも、素晴らしい先人だと、感嘆しながらの勉強でした。さて結果はいかに。1ヶ月後に分かります(^^)