小林農園の日々

2018穂高あめ市

2月4日、穂高あめ市に参加致しました。

オープニングセレモニーの神事に参列。市長、商工会長、穂高町区長のご挨拶がありました。直会では美味しい豚汁を頂き身体がほかほか温まりました。

イベントでは建壮会による神輿担ぎ、和太鼓演奏、消防団ラッパ隊演奏、商工会青年部による振る舞いもち、百選プロジェクトによるウォークラリーなど盛りだくさん。

穂高あめ市は歴史が古く、以前は旧道沿いに露店が並び大変賑やかだったとのことです。穂高神社内で開催されるようになって数年とのことですが、穂高駅前、穂高神社、旧道沿いがもっと盛り上がり、以前のような賑やかさを取り戻すにはどうしたらいいかと思いました。

振る舞いもち、柔らかで美味しかったです。

あめ市に因んだ、福あめと、塩です。

元々は、塩の道を通って塩が運ばれたことへの感謝に由来する、塩市が転じて、あめ市になったと言われています。
戦国時代、武田信玄がこの辺りを統治していた頃に、それまでの静岡方面からの塩運搬が今川氏の封鎖で止められ、上杉謙信統治の日本海(糸魚川)方面から運ばれた、ということです。長野県の中信地区では、この故事を言い伝えて、あめ市という行事として残しています。(敵に塩を送る、ということわざの由来でもあるそうです)

書いていて気が付きましたが、糸魚川静岡構造線沿いですね。