小林農園の日々

餅つき会

ここ数日の寒さや降雪とうって変わって、穏やかな好天の下、今年の餅つきを行ないました。毎年の12月30日です。

臼は前日から洗って水を張りました。臼は木なので、割れ目の箇所も膨張して埋まることを期待して、丸一日、水に浸します。

続いて餅米を研ぎます。
一升枡に三杯で、ひと臼分。これを三回繰り返して三臼分を用意します。ゴミなどを取って、サッと洗って、バケツにひと臼分ずつ水に浸します。当日の朝8時過ぎから炊き始められるように、20時間以上を目安に水に浸します。そして、窯代わりのストーブと薪など、のし板やのし棒なども用意して、前日の準備は終了です。

いよいよ当日。寒くはあるものの、穏やかな好天で温かくなりそうな予感。朝の7時半頃から薪を燃やしてオキを作り、いよいよ蒸篭で餅米を炊きます。前日から浸した水は炊く20分ほど前にみずを切ります。火の加減がよければ30分ほどで炊き上がります。

いよいよ、餅つきが始まりました。

和気藹々と交代で。

夫婦で参加された方は、呼吸もピッタリ!

杵が重いので、二人一組でつく女性も。

毎年の参加者は慣れたもの。心地のよい杵の音を響かせます。

子どもたちも交代で、餅つき体験をしました。最初はうまく持ち上がらずに、ふらふらしていた子も、掛け声とともに、元気よくつけました。

もうちょっとつきたい、というところで、三臼がつき上がりました。10時前から始めて、およそ2時間弱で三臼。順調でした。

こちらは台所。鏡餅を作ったり、昼に食べる丸もちを用意しています。味は三色。あんこ、きな粉、納豆と大根おろし、です。

つきたて餅の美味しさにべろりと。豚汁も美味しく頂けました。和やかな雰囲気で、賑やかで華やかな食事会となりました。
また来年もよろしくお願いします。