小林農園の日々

2017.4.3(番外)松本公設市場見学

行きたいと思いながらも行けていなかった松本公設市場の見学。やっと機会に恵まれ見学できました。(株)丸友青果さん。大正時代に創業したという歴史の長い仲卸さん。あるイベントの企画検討をきっかけに、市場見に来ませんかとご紹介頂き、実現に至った次第、ありがとうございました。
市場の構成、卸と仲卸の違い、荷受けからセリまでの流れなど、いろいろ教えて頂きました。

県外等の産地からのものを入荷し取り扱っている卸のブース。ちょうどトマトが山積みになっていて、いまは熊本産。甘みが強いのだそう。

市場は、山積みの大量の品目を扱イメージがありましたが、数個の少量からでも荷が動くのだそう。料亭とかで、どうしても必要で、あの産地のこれが、、といったことでしょう。そんな風に、選ばれる農作物が作れるといいなぁと思います。

朝6時半になり、ちょうどセリが始まりました。ちょっと前まで閑散としていた場内にも、気がつくとどこからかぞろぞろと人が集まってきました。

こちらは、地場産の野菜をセリで買い付ける地元の八百屋さんたち。現在は、予め相対で納品の価格や数量などを決めてしまうのが増えていて、9割ほどだとか。「生産者の方たちがいいものを作ってくれるから、僕達は食えるんだよ」と、すれ違った八百屋さんに言われました。信頼関係によって成り立っていたのだと改めて思い知らされた、市場見学でした。

(株)丸友青果
http://www.marutomo-chubu.com/