小林農園の日々

6次産業化研修会

3月9日、6次産業化研修会に参加しました。安曇野スイス村サンモリッツ中ホールにて。

6次産業化事業の目的は、農家の収入増加であること。また、6次産業化により付加価値拡大を目指すスキームとして、農家自らの多角経営だけでなく、地域内の資源を活かした農工商連携による6次産業化がこれからのスキームとしてあげられていました。

講師は、日本政策金融公庫の方と同世代の40代で6次産業に取り組んでいる経営者の方々。貴重な話が聞けました。

以下備忘。
「農家が儲かる」とは、法人利益だけでなく、役員報酬と減価償却費(経営資産)に注目することです。利益は変動しても、役員報酬と減価償却費が安定的に確保されていることは、計画的な資金繰りが可能な経営といえます。

地域で取り組む6次化産業は、「餅は餅屋」で地域のヒト、モノの資源を活かすこと。ひいては地域の雇用創出や地域経済の活性化にも繋がっていく流れです。そのためには、従来のタテ割りから脱却し、横に拡げることが必要。事業者から行政、金融機関、経済団体、住人まで、ブランド化・付加価値を共有するべく展開します。