小林農園の日々

6月21日凍霜害の状況を視察

4月に低温が続いたため県内で凍霜害が発生しています。6月21日(水)、市内のりんご農家さんの被害状況を、中川議員、県の職員と一緒に視察しました。

今年の春は例年より暖かく、開花も10日ほど早かったのですが、4/9〜25に断続的な低温が続き、ちょうど開花したリンゴや梨の花が多く被害にあってしまいました。

長野県内の被害額は今の段階で23億円。そのうち松本地域は10億円と大きな被害が出ています。農家さんによると、今までで一番酷いとのこと。一昨年にも同様の被害が出て、ようやく立ち直れそうだったのに、と肩を落としていました。

実際にリンゴの木を確認すると、実の数が少ないのが素人目でもよくわかりました。被害は畑の場所や品種にもよりますが、数多く栽培している主力品種「サンふじ」の被害が大きいとのことです。

地球温暖化の影響なのか、最近は気候が極端で自然相手の農業を継続するには厳しい環境です。今後の効果のありそうな対策について検討しました。少しでも良い方向に向くようにしていきたいと思います。