小林農園の日々

6月14日猿害被害状況の視察

6月14日(水)、松本市梓川にて猿害状況を視察しました。地元の住民の方にご案内頂き、中川県議、県職員、松本市職員とともに、電気柵や罠、畑の被害状況など2時間半にわたって確認し、対策を検討しました。

この地域では10年前に電気柵を設置し、住民の皆さんで協力して定期的に草刈りも行っていますが、木が成長して枝を伝って猿が柵を越えていったり、空き家で草木が伸び放題の場所に猿の群れが潜んだりして、追い払いや駆除が難しいとのことです。猿も学習能力が高いので、罠にはかかりにくく、対策とイタチごっこになっています。

対策として、沢沿いの木を伐採したり、枝を払って猿が柵を越えないようにすることや、伸びた草木を刈り込んで緩衝帯を作ること、追い払いに花火やモデルガンを使うこと、などの案が出ました。

関係者皆さんで課題を共有し、対策を検討できて有意義でした。私も農政林務委員会で県に働きかけ等したいと思います。

大型の檻を設置しましたがあまり効果はなかったとのこと。