屋敷林フォーラム2021
屋敷林フォーラム2021に参加しました。
散居村として知られる砺波平野ほか、各地の屋敷林保全が課題になっているのは、ここ安曇野でも同じ。
北アルプスを背後に、先人たちの掘削した堰が縦横に伸び、扇状地ながら豊かな水田を整え、点在する集落を屋敷林が守る、こうした安曇野の景観の大切な要素に、屋敷林があります。
長野県立博物館館長の笹本先生のご講演では、安曇野の水にまつわる歴史や人の営みをご紹介頂き、改めて、水とは切っても切り離せない、安曇野の特色を認識しました。
続くパネルディスカッションでは、若い世代へ何をどう引き継いでいくか、の方向付け。感性を育む、言ってしまえばそれまでですが、何をどうしたら、感性が育まれるのか、実践を通した質感のある、聞き応えのある意見交換でした。
安曇野を楽しむ、多くの幅広い世代に、そして若い世代に、ワクワクが伝播していったら、いろんな人を巻き込めたら、楽しいだろうなぁと、少し先の未来を垣間見たい気持ちとなった時間でした。