小林農園の日々

令和3年第1回臨時会開催

2021年1月21日、議会臨時会が開催され、
補正予算とあづみ野工業団地の請負契約変更に関する議案が審議されました。いずれも全員賛成で可決しました。

補正予算についてご紹介します。
5億4400万円が追加され、補正後の予算額は579億9000万円になりました。

主なものは、以下になります。
①新型コロナウイルスワクチン接種の体制確保
4073万4000円

②ふるさと寄付金の増加に伴う返礼品の追加など
5億178万1000円

③4月に実施される参議院議員補欠選挙
148万5000円

財源は、
①は、国庫支出金として、全額国からの補助、
②は、ふるさと寄付から4億円を充当、
その他、財政調整基金(一般でいう貯金)から1億326万6000円を繰り入れます。

今年度は、10億円を超えるふるさと寄付があったとのこと。初めて10億円を超え、市民としては有難い限りです。

ワクチン接種については、2月から医療従事者を対象に開始され、高齢者、基礎疾患のある方、一般市民、と順々に行われる予定ですが、今回の補正予算は、その体制づくりのために早急に必要となるものが、計上されました。

具体的には、
•事務補助にパートタイム任用職員を5人増員
•庁舎内に10人体制のコールセンターを設置
•システム改修
•予防接種券印刷発送
の費用です。

予防接種の受付•相談は、市のコールセンターが一元的に対応します。スマホでも受付するそうです。
市内の接種場所は、保健センターを中心に集団接種となります。
費用は全額国が負担します。

ワクチン接種は国民の努力義務であり、市町村がその任を負うわけですが、
市民の皆さんへの分かりやすい周知と、効率的に集団接種をするための医療従事者の確保が大きな課題だと認識しました。

接種費用等は、3月議会での補正予算と来年度の当初予算で順次対応していくとのことです。