小林農園の日々

奉射祭(おびしゃさい)

穂高神社の奉射祭(おびしゃさい)に参列しました。奉射祭は、安曇野市無形民俗文化財に指定されている春を告げるお祭りで、毎年3月17日に斎行されます。古来から悪霊退散を祈念して行われてきました。

拝殿の中央から「神の矢」と「殿の矢」の2本の矢が放たれたのち、神楽殿に下げた円形の大的に12本の鷹の羽根矢が宮司によって放たれます。的中により今年の晴雨、富凶の占いがされます。今年は7本が命中しました。まずまずといったところでしょうか(^^)
放たれた矢や的は、待ち構えていた大勢の参拝者がわれ先に!と取っていきました。魔除けや豊作豊穣のお守りとして持ち帰り家に飾られます。

祭りの途中から冷たい雨が降り出し、風が吹き荒れました。奉射荒れ、と言うのだそうです。

この日は毎年朝から神社内にある弓道場で弓道大会が催されます。今年は1160名もの方が県内中から集まり腕を競いました。伝統ある祭りを大切に受け継いでいきたいと思いました。