小林農園の日々

穂高プール説明会

2月2日、穂高会館にて行われた、穂高プール説明会に参加しました。
まず穂高プールに関する昨年来の経緯説明がありました。陳情があり、市議会9月議会で継続審議となり、福祉教育委員会協議会での検討を受けて12月議会で全員賛成で採択され、また同時に平成32年9月30日をもって廃止となる条例が可決された旨の説明でした。
続いて、上記流れを受けて、今後の経費見通しと廃止に至るスケジュールが提示されました。

主な内容は以下の通りです。
・ウォータースライダーは営業停止する。それにより年間150万円の経費を浮かせる。
・年間経費は約2,200万円(借地料が約870万円、指定管理料が約1,200万円(値上げ)、修繕費が約100万円)の見込み。
・修繕は流れるプールの起流ポンプと排水ポンプ交換を予定。
・平成33年にかかる解体費用(解体設計費、監理費、工事費)が約1億4,500万円、平成34年にかかる造成費用(測量、設計、工事費)が約8,100万円との概算見積もり。

市民からの声がありました。
・これは誰に向けての説明会か。事前に充分な期間をもっての周知がされていない。
・もっと知恵を絞れないのか。市民の意見を聞いて今後の方針を決めてほしいという陳情内容はどうなったのか。
・プールは必要。障害のある人も利用できるプールのある複合施設を作っては。

教育部長からは、新プールの建設計画はないのだから、話し合いをしてもムダではないか、という答弁でした。代替施設についても、小さな子供向けの公園などの親水広場などの活用といった説明でした。

部長の説明態度は、市長の姿勢のそのものです。プールに関してはこれまでも、またこの説明会でも、本当に多くの市民の声が寄せられているにも関わらず、市民に寄り添うことを拒み、市議会をも軽視して、市民不在の政策を打ち出しています。これを変えないと市政はますます風通しの悪いものになってしまいます。諦めてはいけないと感じます。

今後の説明会の日程は以下の通りです。
2月5日(火)10時〜、穂高会館第2会議室
8日(金)10時〜、市役所4階大会議室
11日(月祝)10時〜、市役所4階大会議室
ご都合がつく方は説明会へご参加ください。