1月13日（日）、安曇野市消防団の出初式が豊科公民館にて挙行されました。天気に恵まれ盛大に開催されました。

式の後は場所を外に移し、分列行進が行われました。ブロックごとに音楽喇叭隊の景気のよいラッパの音に合わせて行進し、各分団の消防車両がその後に続きました。

本市でも消防団員の定員割れが続いており、なり手不足が深刻です。地域のために仕事や家庭のことでお忙しい中、献身的に活動されている消防団員の皆さんに心から敬意を表します。そして送り出して下さる家族の皆さんにも感謝の言葉しかありません。

夕方からは、地元の第9分団2の新年会にお招き頂きました。第9分団は本年、長年の無火災を評価され、特別無火災章の表彰を受けました。また映えある章を表彰された方も多くいらっしゃいました。日頃からのパトロール活動や技術向上ためのたゆまぬ努力の結果と、地域として本当に有り難く、改めて敬意を表したいと思います。

地元区長、副区長、消防団員の皆さんと意見交換もさせて頂きました。その中で、消防団員は消防団の活動や世代をまたいだ交流を通して、人間的に成長ができる、というお話があり、まさにその通りだと思いました。そして、「大変だけどやってみよう」という、ひと昔前にはあった社会の大らかさが、「考えれば考えるほど大変、だからやらない」と、失われてしまっているような。そんなことも消防団員のなり手不足を加速させているのかもしれません。

午後は、スイス村サンモリッツ大ホールにて、成人式が行われました。今年は1,091人の皆さんが新成人となり、皆さんの新しい門出をお祝いしました。オープニングは、三郷中学校合唱部の生徒さんによるさわやかな歌のプレゼント。新成人代表の挨拶、安曇野市商工会からは皆さんへ1000円ずつの市内飲食店の商品券とクリーニング券が贈呈されました。気の利いたプレゼントですね。このために里帰りした新成人の皆さんも多かったと思いますが、故郷で旧友との親交を深められたことでしょう。