穂高プールと長峰荘の説明会
5月30日、穂高会館第二会議室にて行われた、「これからの公共施設のあり方〜穂高プールと長峰荘」の説明会に足を運び、傍聴しました。30人程の参加者があり、子育て世代の方も多数参加されました。
行政側の資料と説明は、前回24日の時とほとんど変わらず、また、市民からの意見や質問に対して行政側の答えがかみ合わない場面が度々見受けられました。結局、予定の21時を過ぎても終わらず、穂高プールの説明と質疑等で終了となりました。
以下は、市民の方々から出された質問や意見の一部です。
・平日の夜の説明会ということだが、プールの説明を誰にするためにこの日時に設定したのか。子供を育てている親の気持ちがわかっていないのではないか。
・太陽の日差しの下で子供を遊ばせたり、子供を夏に水に親しませることはとても大事なことだ。安曇野市で唯一のプールをただ廃止するというのでは納得がいかない。
・財政面が厳しいのはその通りだと思うが、大変だからやめる、ではなく利用料を上げたり、周りの市町村からも人を呼び込むなど存続できる道を考えて欲しい。アイデアを市民から募ってもよいのでは?
・廃止することしか説明がないのは納得できない。建て直しや存続のための費用も市民に説明しては?
・少子高齢化というが、子供を育てにくいから少子になっている。プールは子供を育てるのに重要な施設。一方で、似たような施設を統廃合する再配置計画を進めていると言いながら、新たに南部総合体育館の建設を進めている。体育館に使うお金をプールに使えないか。
・穂高プールはバブル期に造られたもので財政面を考慮すると廃止すべきだが、市に一つくらいはプールはあってもよい。通年使用出来るコンパクトな施設を造る検討をすべきでは。
・財政の話だが安曇野市は県内でも10番目の財政評価があるのに、お金をどこに使っているのか。将来を背負った子供たちが使うものを廃止してはいけない。何でも一緒に論ずるのは問題外だ。
市民タイムスの記事です。
信濃毎日新聞の記事です。
市は、こうした市民の声を受け、追加で説明会を行うことに決めました。
7月1日(日)10時〜穂高会館第二会議室
7月4日(水)10時〜穂高会館第二会議室
7月8日(日)10時〜市役所本庁舎4階大会議室
7月10日(火)10時〜市役所本庁舎4階大会議室
※すべて無料の託児付きです。
これまで参加していなかった皆さんも、ぜひ参加してみてください。市の今後を決める大切な、そして身近な問題です。意見を述べる、アンケートに記入することで、行政に声を届けましょう。