小林農園の日々

現代工芸展、草間彌生展

日本現代工芸美術長野会展、そして草間彌生展を観ました。

日本現代工芸美術長野会展、最終日の5月17日に鑑賞しました。ご近所の木彫作家である松田さんにご案内頂き、展示された多様な素材、モチーフの特徴などを教えて頂きましたが、質が高く、非常に見応えのある作品群に、表現は違えど、それぞれの作者の思いを感じました。

全国展で最高位の内閣総理大臣賞を受賞された高橋貞夫さんにもお話を伺いましたが、「賞は僕一人で取ったものではなくて協会員の切磋琢磨の賜物であり、皆んなが自分のこととして誇りに思ってもらえたら嬉しい」との話が印象的でした。草間彌生さんは飛び抜けた存在だが、土壌としては日常のこうした切磋琢磨である、とも。

長野会会長の木下様と。

松田様の作品「祈り」の前で。

同時開催されていた、草間彌生展、平日にも関わらず、多くの方でいっぱいでした。県外や海外の方も多くいらしたのが、その存在感を示していました。迸る創作意欲に目を見張りました。

開催は7月22日まで。

話は戻り、現代工芸展、ですが、東京五輪と同年の2020年には、何と安曇野市で、全国展の開催が決まったとのこと。作家の皆さんも心待ちにされていました。開催が待ち遠しいです。