小林農園の日々

安曇野市戦没者追悼式と平和のつどい

11月18日、豊科公民館にて行われた安曇野市戦没者追悼式と平和のつどいに、公務として出席しました。
戦没者追悼式では、市長式辞に続き、国会議員、県議会議員、市議会議長の追悼の言葉が述べられ、厳かな雰囲気の中、献花を致しました。

その後行われた平和のつどいでは、堀金小学校、三郷中学校の生徒の合唱や穂高商業高校の演劇部と琴部の生徒による朗読劇の発表がありました。広島の原爆投下をテーマにした井上ひさし作の朗読劇「少年口伝隊一九四五」は、家族を失った3人の少年が、過酷な環境の中懸命に生き、そして死んでいく姿を描いたものです。高校生の熱演に引き込まれました。原爆によってささやかな日常を奪われた理不尽さ、悲惨さ惨たらしさ…胸が痛くなりました。

安曇野市では、毎年、市内中学校の生徒代表が広島平和記念式典に参加しています。昨年の8月5日、6日に派遣された28人の中学生の参加体験文集が配布され、代表3名の作文の発表がありました。

遺族会の方々も多く参加されており、それぞれに思う人思うことがあり、会場の誰もが平和の尊さを胸に刻んだ機会だったと思います。