小林農園の日々

2017.6.18地域環境保全会活動参加

一農家として、地域の環境保全活動に参加しました。
環境保全に関する農林水産省の交付金事業がH26年度から行なわれており、任意で団体を組織しての共同活動が対象になります。
今回は、共同での農地周辺部の草刈り(農地維持支払交付金)、桜の木の植樹(資源向上支払交付金)の活動となりました。

安曇野では、害虫による赤松の松枯れ被害が深刻で、景観が変わるほどの景観問題となっています。一方で、今まで赤松に遮られて見えなかった、コヒガンザクラや広葉の樹々の幼木が見えてきれいだという声もあり、捉え方って人それぞれなんだと思うこともあります。私も、どちらかというと後者かも。
農地の近くのアトリエ前に植えた、コヒガンザクラが5年後、10年後に、どれだけ美しい花を咲かせるのだろうかと、80歳を超える大先輩農家さんなどと話しながらの植樹は感慨深いものもあり、景観を維持することは文化だと、改めて感じる機会となりました。